KOEHIRO~声を拾う・広める~

【KOEHIRO】は、様々な「声を拾う」「声を広める」という意味を込めています。夫婦関係や両親との関係、自分が普段の日常で思うことや仕事に関してなど、幅広く様々なことを書いて行こうと思います。*2020年1月からブログ再開しました☆ここから5年間自分を肯定し続けたら夢は叶うのか?なりたい自分になれるのか?書いてみようと思います!「人生はいつからでも好転出来る」を体現出来たらと思っているので、良かったら応援して頂けたら嬉しいです☆

【いつかやりたいを今やる!】1日限定「TSUNAGUカフェ」をOPENします!

フリーランスになって早1年が経ちましたが、

やはり人との繋がりはとても重要なことだなとつくづく実感しています。

 

この1年の間にいくつか交流会などのイベントにも参加しましたが、

やはり「会いたい人」に会える確率はなかなか低いものです。

 

ただ人と人が繋がるということは、とても良いことであり、

時に良い化学反応が起きて、新しいビジネスが生まれたり、

新しい気づきを与えてくれます。

 

そこで、基本的に「知り合い」もしくは「知り合いからの紹介のみ」

で参加出来る人との繋がりを広げる「TSUNAGUカフェ」を

今月20日に開催します!

 

既に、満員のお申し込みを頂いておりますので、

今回は締め切らせて頂きましたが、今後定期開催していく予定です。

 

新しいことをやるということは、とても勇気のいることですし、

時間も力も使います。

でも、応援して頂ける方がいれば行動力が倍になり、

実行力もつくのだと思いました。

 

「いつかやりたいな」と思っていたことですが、

私を後押しして頂ける方がいたことにより、

「今やる」ことが出来ます!

 

本当に感謝ですね。

 

人生を後悔しないためにも、

「いつかやりたいな」を「今やる」ことの

大切さを改めて感じました。

 

 

いつも私は人と出会うことで、自分の視野が広がり、

気づきや、学びを得ることが出来ました。

 

むしろ、人と会うことこそが一番の自分の成長に

繋がると思っています!

 

今回の「TSUNAGUカフェ」では、多くの素敵な方々が

ご参加して頂けることが決まりまっているので、

どんな素敵な会になるのか今から本当に楽しみです! 

 

「人」と「人」との良い繋がりを増やせる「場」を

どんどん作っていけるように「TSUNAGUカフェ」は

これからスタートしていきます!

 

つづく

【急増中!?】「夫源病」を発症する妻たちはなぜそうなったのか?

先日、とあるテレビを見て、「夫源病」という

衝撃的な文字を見ました!

 

「夫源病」

夫が源の病気。どうやら文字そのままのようです。

 

定年退職した夫が家にずっといるのですが、

特に会話もなく、日中は家の中でゴロゴロしている・・・。

でも、3食きっちりご飯を食べる。

 

そんな姿を見て妻は、何故か頭痛や吐き気などの

原因不明の体調不良に襲われるというのです。

 

そんな時の対処法はというと、

とにかく「夫から離れる」ということらしいです。

 

体調不良を訴えていた女性達も、

一人で旅行に行ったり、夫が家にいる時は外出したりすると、

何故だか、体調が治るというのです。

 

夫側からすると、ちょっと悲しいですが、不思議なものですね。

 

では、何故「不源病」という症状が起こるのでしょうか。

 

やはり、そこには長年の間に積み重なって出来上がった

夫婦間のコミュニケーションの問題があるのでは

ないかと思うのです。

 

夫が定年退職するまで、あまり会話もなく、

過ごしてきた夫婦の場合、子供が巣立ってしまうと

共通の話題であった「子育て」に関する会話もなくなり、

互いに何を話して良いのかわからなくなってしまうのだと思います。

 

そして、より長い時間を共にしないといけないタイミングがきた時に、

その沈黙の時間が苦痛となってしまうのではないでしょうか。

 

 また、もう一つの原因としては、

 現代の「情報社会」にあるのではとも考えます。

 

今や、多くの方が利用しているSNS

もちろん、高齢の方でも使用している方はいらっしゃいます。

 

そうなると、どうなるか・・・。

 

やはり周りのご夫婦がどういう生活を送っているのか等、

周囲が気になってしまいますよね。

 

「隣の芝は青い」 と言いますが、本当にその通りで、

SNSを見ると何故だか自分以外の人が

とんでもなく良い生活をしているような気がしてしまいます。

 

それと同時に「何故我が家はこんな生活なんだ」とか

「何故夫はこうなんだ」などと他者と比較してしまい、

劣っていると感じる部分が「不満」となって出てきてしまいます。

 

ただ、安心して下さい!

SNS投稿などは、結局は良いことしか載せないのが基本です。

 

実際の生活がどうかなんて、私達、周囲の人間にはわかりません。

 

現に、いつも幸せそうな家族写真ばかりを投稿しているご家庭の

奥様とお話をしたところ、離婚寸前の夫婦関係であったなんてこともあります。

  

長年の夫婦生活において、きちんと夫婦としての

コミュニケーションが取れていれば、「夫源病」なんて、

きっとなくなるのではないのでしょうか。

 

そして、周囲のことさえも気にならなくなると思うのです。

 

忙しく過ごす働き盛りの男性の皆さんは、

奥さんやパートナーと話す時間をきちんと毎日とっていますか?

 

生涯を共にすると誓った奥さんやパートナーから

定年退職した後に、自分が原因の「夫源病」で具合が悪い

なんて言われたら、ショックですよね。

 

将来的に良好な夫婦関係を築き、保っていくためにも、

やはり、身近な人だからこそ毎日の小さな思いやりの

積み重ねが必要なんだと思います。

 

つづく

【高層マンションに住む前に考えるべきこと】保育士さんが危険性を訴える。増加する「高所平気症」の子供たち。

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皆さんは「高所平気症」をご存じですか?

「高所恐怖症」ではなく、高いところに「恐怖心」を感じない

ことを言います。

 

高所恐怖症の私からすると、考えられないのですが・・・

現在ではこのような子供たちが増えているというのです。

 

どうやら、この問題は保育士さんの中でも

問題視されているようでして、先日こんな話を聞きました。

 

 

保育園の先生「保育園や、一時預かり所でも、子供たちを公園へ

連れて行って、外で遊ばせるんです。」

 

私「良く子供達を引率しているところを見かけますよね」

 

保育園の先生「基本的に天気が良い日は毎日行っているんです。

しかし、最近では高いところが怖くないという

子供たちが本当に多くて、怖いんです。滑り台をはじめとして

遊具遊びにおいても増々気を抜くことが出来なくなりました。」

 

私「それはどういうことですか?」

 

保育園の先生「子供達は高いところに対しての恐怖心がないので、

「落ちる=ケガする=痛い」ということも理解出来ていないんでしょうね。

なので、遊んでいる間に、飛び降りる可能性もあるんです。」

 

(なるほど。)

 

保育園の先生達は人手不足ということもあり、

子供に対してギリギリの人数で、子供達を見る環境におかれています。

 

常に気を抜けない状態で子供たちを見ている保育士さん達ですが、

その中でも、一番目を光らせなくてはいけないといってもいいくらい、

公園での子供の遊具遊びというのは危険との隣り合わせだと言います。

 

 

さて、本題に戻りますが・・・

では、一体何故「高所平気症」の子供たちが増えているのでしょうか。

 

それは、近年高層マンションの建設が進み、

幼少期から地上より高いところに住むことで、

高いところに対する恐怖心を失ってしまったということが言えます。

 

数日前に、悲しい事件も起きましたが、

そのニュースを見ていると、専門家の方が出てきて、

 

「ベランダには極力物を置かないように注意しましょう。」

「室外機やゴミ、机や椅子などを置かなくてはいけない場合は、

手すりから○○mは離すようにしましょう。」

 

と、述べていました。

 

確かに、現在お子さんがいて高層マンションに住んでいる方は

このようなことを気を付ける必要はもちろんあると思います。

 

でも、もっと議論すべきことがあるのではないかと、

私は思うのです。

 

まず「何故、高層マンションに住むのか?」ということです。

 

高層階に住めば、景色は良いし、気分もとても良いと思います!

 

しかし・・・

「生活」のことを考えるとどうでしょうか。

「子供」のことを考えるとどうでしょう。

 

エレベーターに乗って最上階から地上まで降りるのに数分かかってしまいますよね。

若いうちは良いかもしれませんが、荷物を運ぶのも大変ですし、

地上にいくことすら面倒になるような気もします。

 

また、一軒家や低層階居住の場合と違って、子供を目の届く範囲で、

外に行かせることもなかなか出来ないでしょう。

 

幼い子供たちは、どんなに自分達が「外で遊びたい!」と思っても、

当然親がいてくれないと、外に行くことは出来ません。

 

すると、どうなるでしょうか。

 

親がいないと外に出れない子供たちは、

ゲームやテレビなど、室内での一人遊びが多くなってしまいます。

 

大人にとっては、念願のマイホームであって、

高層マンションは一種の富の象徴なのかもしれませんが、

大人の事情だけで高層階マンションに住むことにより

それが子供にとっての「監獄」になってはいけないと私は強く思います。

 

現在の研究で、「高層マンションに住む子供の方が、

一軒家に住む子供に対して、問題行動を起こす割合が高いのではないか。」

と教育業界では数値に基づき議論されている事実もあります。

 

つい最近も高層マンションから物を地上に投げて、

人に怪我をさせてしまうという事件も起きていましたね。

 

自由に外に出れない環境で育った子供たちは、

大人が考える以上に、ストレスや不満を貯めてしまうのかもしれません。

 

高層マンションがいけないということを言っているわけでは

ありませんが、家を購入することは、人生の中でも大きな買い物なので、

「家族のこと」や「今後の生活のこと」を、十分家族内で検討した上で、

購入することが必要だと思うのです。

 

つづく

 

何でもこなす母から学んだ相手を傷つけないで流すワザ!?ストレス軽減には人の話を流すことも必要。

私の母は本当に凄い人だと思うのです。

 

「家事」に「育児」に「仕事」に「介護」まで、全て完璧にこなします。

 

それは昔からずっとのことで、どんなに仕事で忙しくても

朝・昼(お弁当)・晩の食事は全て手作り。

 

掃除も毎日欠かしたことはありません。

 

でも、子供ながら私は母が一生懸命過ぎるため、

少々プレッシャーに感じていたのも事実。

 

「母が頑張っているのだから、私も休んでいられない。」とか

そんなことを思い、無我夢中で学費を稼ぐために

バイトをしていた日々もありました。

 

やがて、私も結婚して家を出てしまい、

会うのも月に数回あるかないか程度に。

 

基本的に我が家はおしゃべりなので、

実家に遊びに行った時には、兄弟とも話が盛り上がります!

 

昔から、そんな私達兄弟の話を横でニコニコ聞いている母ですが、

 意外にも、私達の話を聞き流していたという事実を最近知ったのです。

 

実家に帰ったある日のこと

 

「そうだよね、お母さん?」

と言うと、台所に立ちながら話を聞いていた母はニコニコしながら

「そうだね~」

といつものように返事をします。

 

また兄弟の誰かが

「でしょ?そう思わない?」

と言うと、母はニコニコしながら

「そうね~」

と・・・

 

(ん?)

 

(なにやら返答がおかしい気が)

 

「お母さん、さっきの話聞いてた?」

 

「ん?ごめん、なんだっけ?」

とにっこり。

 

(聞いてなかったのね・・・。)

 

でも、母のそのニッコリ魔法の効果は絶大です。

兄弟の誰一人として、母に対してイラっとすることはありません。

 

まあ、よく考えれば・・・

確かに、兄弟全員の話を全部まともに聞いていたら

疲れるだろうなと、私も思います。

 

でも、母はいつも聞いてくれていました。

 

だけど、この日・・・

(もしかしたらお母さんって意外と私達の話聞いてないのかも)

と思ったのです。

 

そして、後日女子同士ランチに行った時、

私は、思い切って聞いてみることにしました。

 

私「ねえねえ、お母さんって私達の話たまに聞いてないよね?笑」

母「ん?そうね~ぜーんぶ聞いてたら大変よ~ふふっ」

 

ですって。

 

私「そりゃそうだよね~」 

 

今まで、全てを完璧にやっていると思っていた母でしたが、

私達兄弟を一切傷つけずに、話を流していたかと思うと

「さすがだな」と思うと同時に、クスっと笑ってしまいました。

 

まんまと私達は上手く母の手の上で転がされていたんですね。

 

▽以前書いた記事にも同様な気づきがありました! 

fivehundred.hatenablog.com

 

やはり、男性だけではなく女性である母にだって

頭の中の引き出しの限界はあるわけで、

幼いころから兄弟で話していた内容なんて

思い返せば、笑えるくらい本当にたわいのない会話なわけで。

 

結婚し家庭を持って、気づくことが多いですが、

女性の担う役割は、家庭でも仕事でも沢山あるものです。

 

その中でいかに生きていくかということを

母は自然に頭の中で考え、そして実行し、

自分のストレスを少しでも軽減させるような対応をしていたのでしょう。

 

ふっとした瞬間に母の上手に流すワザを学んだような気がしました。

 

しかし、母の凄いところは、

重要なことはきちんと聞いているということ。

 

今まで、

「ちょっとー。お母さんそれこの前言ったでしょー?」

ということは一切ありませんでした。

 

なので、何か学校行事などで忘れ物をしたとか、

そういった困ったことはなかったのです。

 

重要なことと、たわいのない私達兄弟の話を

自然に聞き分けているところにも、

私には一生追いつけないであろう母の偉大な力を感じました。

 

 つづく

病院の先生が使うやたらと難しい単語は、一般人の私には理解不能だと実感じた日。

前からブログを読んで頂いている方はご存じかもしれませんが、

先日内服薬服用の期間が終わり、

私は昨日月曜日からまた通院治療再開となりました!

 

が・・・

 

しかし・・・

 

 

結論から言うと、治療は延期に。

 

(おーいー・・・!!!)

 

たった2週間。されど2週間。

結構待ちに待った治療の再開だったのですが、

血液検査の結果を見て、先生が「う”~ん」という表情。

 

どうやら何かあったご様子なのですぐに嫌な予感を察しました。

 

先生「今週期見送るのどう?って言ったら嫌かな?」

私「・・・。嫌ではないですけど・・・。」

(先生よ、じらしは要らないから何なのよ~)

 

先生「何で、FSHの値がこんなに高いのかなー(ブツブツブツ)」

私「???」

(FSHってなーにー?先生ー涙)

 

私「何か、基準値より高かったんですか?」

先生「そうだね、E2LHは正常値なんだけど、FSHは明らかに高いんだよね。」

(いやいやいや、

先生その英単語の説明じゃ私にはわかりませんー)

 

私「それってどういう意味ですか?」

先生「要はね・・このFSHは、脳下垂体から分泌されている

性腺刺激ホルモンの一種で、この数字は10以下がベストなんだけど、

21って異常に高くて、卵巣機能が著しく低下しているようなんだ。」

 

(ほう~。。。)

 

(わからん。)

 

 

病院の先生は頭が良い!!

また、先生自身は携わる医療に関してよく理解しているので、

出てくる言葉が医療用語ばかりになっているのでしょう。

 

そもそもの「要はね~」の説明に意味不明な単語を織り交ぜられるため、

私の頭では理解不能なことが多々あります。

 

そして、その意味不明の英単語を

ちんぷんかんぷんなくせに「ふむふむ」と聞き流してしまいがち。

 

その後、「結局アレは何のことを言っていたんだ?」なんて

ネット検索をすると、良いことから悪いことまで書かれた情報が

大量に発見され、一人で情報の中に埋もれ、

挙句の果てに不安な気持ちになってしまうという。

 

 

先生もきちんと聞けば、必ずもう一度説明してくれます。

知ったかぶりが一番よくないですね。

医療を学んでない人なら、医療用語を知らなくて当たり前だと思うのです。

 

その後、先生は

「あれ、なんか今説明したのも意味不明だよね?」

「自分で説明してて、わかりにくいなって思ったよ」

「大丈夫?わかった?」

と最後までブツブツ言いながらも、きちんと説明してくれました。

 

そして、診察終了後、看護婦さんが診察室の外まで来てくれて、

「あんなんじゃ分かんないよね~。要はね・・・。」

と再度端的にまとめてくれました。

 

先生達は、患者側によりわかりやすく説明しようと務めることが

必要だと思いますし、私達患者側も、先生の説明を聞いて、

わからないことをそのままにせず

理解しようと努力しなければいけませんね!

 

医療は自分自身の身体に関わることなので、

何かあってから、「知らなかった」「教えてもらっていない」

では取返しのつかないことも起こりえます。

 

また、先生達にわからない部分の説明を求めることで、

自分自身が納得して治療に臨めるのはもちろんのこと、

自分と同じ治療の説明の際に、先生達もブラッシュアップされて、

よりわかりやすい説明をしてくれるきっかけになるかもしれません。

 

改めて、今日そう思いました。

 

とにかく、私の治療は今月お見送り~

FSHとやらよ、どうか来月下がっておくれー。

さあ、来月に備えてまた今日から内服薬を忘れずに服用していきます!

 

つづく

事前に知っておこう!生殖補助医療の7つのリスク

生殖補助医療(ART)と呼ばれる治療を受けるにあたり、

リスクはどんなものがあるのでしょうか?

 

体外受精などにステップアップされた方は、

事前にきちんと知っておく必要がありますね。

 

今回は、以前生殖補助医療の勉強会に参加した時に聞いたお話を

元に、この治療のリスクについて、まとめてみました!

 

1、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)

軽傷を含めると、体外受精1周期あたり起こる確率は、2~33%と

報告されているそうです。

原因は、過排卵刺激によって、過剰の卵巣ホルモンや各種※1サイトカインが

分泌され、その結果、血管内の水分が血管外に漏れ出してしまうことです。

血液が濃縮され固まりやすくなり、重症の場合には

血栓が出来ることもあるようです。

★重症例:血液製剤の投与、人口透析が必要になる場合がある。

 

※1サイトカイン・・・免疫システムの細胞から分泌されるタンパク質

(参考:サイトカイン - Wikipedia

 

2、麻酔の合併症

採卵時に、必要の応じ麻酔を使用します。(私も使用しました。)

麻酔の効き方には個人差があるようですが、アレルギーを起こしたり、

呼吸抑制や※2徐脈を起こしてしまう方もいるそうです。

 

※2徐脈・・・不整脈の一種

(参考:徐脈 - Wikipedia

 

3、採卵時の卵巣周辺臓器損傷

卵巣のすぐ近くには内腸骨動脈・静脈という太い血管や、卵巣動脈、

子宮動脈という血管があります。この血管が傷つけられてしまうと、

腹腔内に大量の出血を起すことがあり、重症の場合は開腹手術となることも。

また、卵巣の周辺には腸管・膀胱といった臓器があり採卵時損傷を受けることが

あり、この場合も必要に応じて手術になるそうです。

 

4、多胎妊娠

体外受精における多胎妊娠率は、自然妊娠に比べるとやはり高率とのこと。

多胎妊娠の場合、早産や子宮内対峙発育遅延の頻度および、

妊娠高血圧症候群の発症も高くなるというデータもあるようです。

 

5、異所性妊娠

はっきりとした原因は不明とのことですが、体外受精後の

※3異所性妊娠の発生率は2.2~4.5%と報告されていて、

自然妊娠による発生率(0.3~0.7)に比べると高いそうです。

 

6、不妊遺伝子の伝達

特定の遺伝子の小さな欠損や変異などにより不妊症となるケースが

あることが近年わかってきたらしいのです。

この場合で妊娠した結果、子供に不妊形質が遺伝することもあるそう。

 

7、周産期リスク

妊娠後に、妊娠高血症候群や前置胎盤などの周産期リスクが

上昇するという報告があるそうですが、体外受精をされる方の

母体年齢などの要因が原因のリスク上昇ともいわれているそうです。

 

 

以上が、生殖補助医療をする上でのリスクになります。

じっくり病院の先生のお話を聞いていると、

なんとも恐ろしいリスクに感じてしまいます。

 

しかし、この治療をする以上は、きちんとリスクを理解して

治療に臨む責任が患者側にはあります。

 

 

また、こんなにもリスクを伴うのだからこそ、

夫婦できちんとステップアップする前に話し合うことが必要ですし、

信頼出来る先生や、自分に合う病院を探すことも重要なことだと思います。

 

つづく

【男性必読!】妻からのSEXの誘いを断るにも礼儀あり!?夫婦生活においてお互いを思いやることが重要ということ。

みなさん、ご存じかもしれませんが、

実は日本は世界一SEXをしない民族と言われているんです!

 

また、妊娠適齢期の25歳~34歳の既婚者では、

なんと3割がSEXレスというデータもあるそう。

不妊治療ではSEX=夫婦生活と呼ぶことが多いので、

以下「夫婦生活」とします。)

 

では、夫婦生活を行わないパターンは、どのようなものがあるのでしょうか。

考えてみるとだいたい3つではないかと思われます。

 

1、2人ともトライしたくても何らかの身体的な理由によって出来ない。

2、2人ともその気にならない

3、一方がその気にならない

 

①と②の場合は、お互いの気持ちは同じなので、あまり問題ないでしょう。

ただ、一番厄介なのは、③ですね。

 

特に、日本では夫が妻の誘いを断るケースがよくあるそうです。

もちろん、夫側にも「仕事で疲れている」や「どうしてもその気になれない」

という日もあるでしょう。

 

しかし、夫から無碍に断られた妻は、女性としての自尊心を傷つけられる上に、

次に誘うのをためらうようになってしまいます。

 

そうなると、もう夫婦の溝は深まるばかり・・・。

 

 

ただ妊娠を望む夫婦の間では、夫婦生活というのは重要な行為です。

 

一生懸命になりすぎる妻に対して、治療をしていない夫であれば、

あまり当事者意識もないので、気持ちの温度差は必ずといっていいほど生じます。

これは、もはやしょうがないこと。

 

妻からいくら「今日はタイミングの日だから!」と言われても、

なかなか夫側は気持ちのコントロールが難しいと思いますし、

「仕事の疲れ」の方が先行してしまい、乗り気になれないのだとも思います。

 

 

ただベビ待ちの妻の立場から、言わせて欲しい。

 

 

そのタイミングと言われる日は、月にたかが3日程度

妊娠するのに最適なタイミングというのは、排卵前と言われており、

精子の生命力を考えても排卵5日前から排卵日までの間くらいです。

 

その間、仕事もあると思いますし、

毎日夫婦生活というのも、お互い難しいでしょう。

だとすると、妊娠の可能性がある夫婦生活はせいぜい月に2回くらいなものです。

 

そして、そのタイミングを過ぎてしまうと、

また1ヶ月間は妊娠のチャンスが訪れないのです。

 

男性側や、不妊治療を経験していない方からすると、

たかが1ヶ月と思うかもしれませんが、男性に比べて女性は、

 

・子供を産むためのタイムリミットが誰しも必ず存在します。

不妊治療をしながら、それプラス家事や仕事で毎日を

戦いのように過ごしている女性は一刻も早く

この状況から抜け出したいと思っています。

(言い方は悪いかもしれませんが、本当に早く授かりたいという想いと同時に、

先が見えない治療から早く卒業したくて必死なのです。)

 

ベビ待ちの女性にとっての1ヶ月はとても長く辛抱の時期と言えます。

 

なので、そのタイミングがきた時に、妻側は

夫へ必死に「この日だからお願いね」と懇願してしまいます。

または、仕事で疲れている夫の姿を見てタイミングを

伝えられずに悩む女性もいるでしょう。

 

しかし、ここが上手くいかなくなってしまうと

2人の幸せだった夫婦生活も、いつしか義務化してしまい、

夫婦仲がギクシャクするという話はよくある話です。

 

そして、これが不妊治療中の夫婦の場合はなおさらですね。

 

妻側は、

「結局、何もわかってもらえない」

「実は私のことが好きではないんじゃないか」

「私との子供を欲しいと思っていないかもしれない」

「このままの夫婦関係で治療を続けるのがしんどい」

「もしかして、浮気しているのかな?」

 

と、どんどん負のスパイラル状態に陥ります。

 

また、夫婦生活という非常にセンシティブな問題なので、

誰にも相談することも出来ません。

 

日本では、どうも夫婦生活について語り合うということが

恥ずかしいことであり、品がないこととして認識されています。

 

しかし、全くそうではないと私は思うのです!

 

お互いに夫婦生活についての価値観を話し合うことはとても大切なことです。

 

また、不妊治療中であれば、タイミングというのは、

女性にとって、とんでもなく重要なことだということを、

男性の方には理解して頂きたいと思います。

 

お互いがお子さんを切に望んでいるからこそ、

タイミングをとっていたり、不妊治療をしている方ばかりだと思います。

 

であれば、妻は夫を、夫は妻のことを

夫婦生活においても、互いに思いやることは当然のことです。

 

もし、夫婦でタイミングが合わない場合は、断り方も重要です。

 

双方の気持ちを思いやり、向き合っていれば、

そのような場合も相手を傷つけることはなくなるのではないでしょうか。

 

今一度、夫婦で考えるきっかけになれば良いなと思います。

 

つづく