【東京都内の自治体】体不妊治療の助成金は10区6市しかない!?
先日、東京都の助成金申請についてもブログに書きましたが、ようやく申請が通ったようで、確定通知が書面で送られてきました。申請から3ヶ月でようやくといった感じです。その間、電話も書面の通知も一切なかったので、不備などなかったか心配でしたが、無事に申請が出来ていたようなので、ひとまず安心しました。不妊治療は本当に莫大なお金が1日で支出されるので、助成金を上手く活用しなければ、普通の一般家庭では継続治療が難しいのが現状ではないかと思います。
▽前回の記事も良かったらご覧ください。
東京都在住の方であれば、都の助成金申請手続きをまず行います。その申請が通れば、都の助成金とは別に各自治体によっては、助成金を受け取れる場合があるので、こちらもきちんと確認する方がいいでしょう。
東京都10区6市しか助成金の制度がないという現状
しかし、都内であればどの自治体でも助成金があるとは限りません。東京都であったとしても、10区6市しか自治体の助成金が制度がないのです。また、助成金制度の条件や金額も一律ではなく、自治体によって大きく変わってくるので要注意です。なので自分が住んでいる自治体に、まずは助成金制度があるかHPや問い合わせなどをして確認する必要があります。
▽自治体の助成金の状況について
自治体 | 助成金(限度額) | 利用可能回数 |
---|---|---|
千代田区 | 75,000円/回を限度に 都の決定金額の1/2 |
2回/年度 5年間 |
中央区 | 100,000円/年 | 5年度 |
港区 | 300,000円/年を限度に 何回でも申請可 |
5年度 |
文京区 | 100,000円/年 | 5年度 |
品川区 | 100,000円/年 | 5年度 |
葛飾区 | 150,000円/年 | 5年度 |
台東区 | 治療区分ABDE⇒50,000円/回 | |
治療区分CF⇒25,000円/回 | ||
世田谷区 | 治療区分ABDE⇒100,000円/回 | |
治療区分CF⇒50,000円/回 | ||
杉並区 | 治療区分ABDE⇒50,000円/回 治療区分CF⇒25,000円/回 |
40歳未満 通算6回(年度内回数制限なし) 40歳以上 年度2回(初年度3回)※平成27年度まで |
練馬区 | 治療区分ABDE⇒50,000円/回 治療区分CF⇒25,000円/回 |
40歳未満 通算6回(年度内回数制限なし) 40歳以上 年度2回(初年度3回)※平成27年度まで |
八王子市 | 50,000円/回 | 40歳未満 通算6回(年度内回数制限なし) 40歳以上 年度2回(初年度3回)※平成27年度まで |
調布市 | 100,000円/年 | 1回/年度 |
東大和市 | 30,000円 ※詳細不明 | |
武蔵村山市 | 30,000円 ※詳細不明 | |
羽村市 | 50,000円/回 | 2回/年度 5年間 ※初年度は3回 |
奥多摩町 | 不妊検査 50,000円/年 不妊治療 150,000/年 |
参考URL:不妊治療 助成金は、地域で違う?知らないと損する助成制度 | 妊活ナビ.com
港区をみてみると、年間30万円を上限に5年間、助成金を受け取ることが出来るようで、東京都の中でも手厚い自治体と言えますね。当たり前かもしれませんが、どの自治体の助成金も同様に、治療費から都道府県等の助成金額を差し引いた金額が助成対象となりますので、差額が5万円だった場合は、5万円しかもらえません。ただし、上限額に達するまでは年間何回も申請することが出来るということです。
子供を産んでからの手当に関しては見直されるようになり、注目を集めはじめていますが、少子化を問題視するならば、子供を産むための手当の充実も必要な時代になってきたのかもしれませんね。
今回は、東京都の助成金に関してみていきましたが、もちろん、その他の各都道府県でも助成金の取り組みをされているところはあります。是非、治療にチャレンジされている方は、お住まいの都道府県と自治体の両方の助成金制度についてチェックしてみることをおすすめします!手続は少し手間ではありますが、経済的な負担を考えると、活用することで心と体のストレスも軽減されるのではないでしょうか。