ピルってどんな薬か知ってますか?避妊だけではないピルの効果。
皆さん、ピルってどんな薬か知っていますか?
「避妊」での用途については知っている方も多いかと思いますが、
その他の効果などについては、日本でまだまだ知られていないようです。
私も、自分が服用する立場になるまでは、
全く知りませんでした。
ただ、女性の場合は「避妊」だけではなく、
今後使用する可能性が比較的高い薬だと思うので、
今回ご紹介したいと思います!
低用量のピルの主成分は、エストロゲン(卵胞ホルモン)と
プロゲステロン(黄体ホルモン)です。【=働きの違う女性ホルモンのこと】
なので、ピルを飲むことによって、女性ホルモンが補充され、
脳が妊娠に必要なホルモンは体内に沢山あると判断します。
すると、脳が自ら分泌する女性ホルモンの分泌を抑制するため
排卵が止まります。(=生理がこなくなる)
排卵が止まることで心配される方も多いかと思いますが、
服用を停止すれば、私の経験上大体3~4日程度で、
また身体が妊娠体制になり、生理がくるので
心配することはないと思います。
排卵を休ませることにより、卵巣や子宮は休養できるため、
「不妊治療」でもよく使用されている薬なんです。
また、服用することでホルモンバランスが安定し、
生理トラブルが軽減したり、気分が明るくなり、
むくみや肌荒れも改善するなど、身体の不調を軽減することが出来ます。
そして、実は更年期の方も服用することが多い薬でもあるのです。
服用するとどのような効果があるかと言うと・・・
更年期の不調緩和や骨粗鬆症予防にもなるそうです。
ですので、女性は今服用していなくても
いつか服用するタイミングがくるかもしれない
身近な薬だということが言えますね。
ただ、やはり服用するにあたり副作用などが心配になりますよね。
副作用として、よく言われているのが下記の項目です。
<ピル服用の副作用>
吐き気
倦怠感
不正出血
頭痛
乳房の張り
私も、病院の先生からこれらの副作用が
飲み始めてしばらく続くことがあるという説明を受けました。
個人差もあるようで、1~2ヶ月続く方もいるとのことです。
私の場合はと言うと・・・
夜初めて服用した翌日の朝は、吐き気と倦怠感で
ベットから起き上がることの出来ないくらいでした。
結局、午前中の仕事はキャンセルして、午後から仕事をすることに。
午後の移動中の電車の中でも、吐き気が止まらず、
何度、途中下車しようかと思ったことか。。
でも、仕事をしているうちにすっかり体調も治りました!
翌日からは、特に問題なく過ごすことも出来たので、
これが果たしてピルのせいなのか、それともただの体調不良なのかは
わかりませんが、とにかく2日目からは何の問題もありませんでした。
ピルが日本で認可が降りたのは1999年ですので、
歴史を見ると、まだまだ17年程度と若い歴史の薬のようです。
ピルにも多くの種類が存在するため、
服用する際には、市販ではなく、きちんと病院の先生の
処方を受けることが必要ですね!
つづく