KOEHIRO~声を拾う・広める~

【KOEHIRO】は、様々な「声を拾う」「声を広める」という意味を込めています。夫婦関係や両親との関係、自分が普段の日常で思うことや仕事に関してなど、幅広く様々なことを書いて行こうと思います!また、定期的に「KOEHIRO会」と「TSUNAGUカフェ」の運営もしておりますので、ご興味ある方は是非コメント下さい。

【頑張る女性達の特徴】その体調不良は重要な身体のSOSサイン!!「まだ頑張れる」はもう禁句。

企業で働いていた時、そりゃあもうがむしゃらに働きました。朝の4時に社長からメールが来ることもありますし、7時からのMTGに参加するため5時に起き出社、そして部下のクレーム対応で夜中2時までドタバタという日々。当時を振り返ると、精神的には気が張っていたので、常に戦闘モードでいれましたが、身体的には本当にしんどかったのを覚えています。そして何より評価基準は、全て男性と同様。体力が命のような体育会系の世界で「気合い」という言葉を何度聞いたことか・・・。

 

でも、このような「気合いマジック」の効果は、自分の体調の変化が顕著に表れ始めて一気に疑問へと変わりました。肩こりや冷え性、生理痛や不正出血など、どんどん悪化していったのです。しかし、そこはまだまだ若かった私。「気合いだ!」「自分の根性が足りないからだ!」と、自分を鼓舞し、自責の念にかられながら、しばらく踏ん張り続けました。でも、やはり身体は正直です。結婚して、子供を考えるタイミングになり、私は不妊症と診断されます。様々な検査をしましたが、原因は今でも不明のまま。ただ、ストレス値が計れる血液検査では「通常の4倍の数値である」と、お医者さんから言われました。「過剰なストレス数値だからストレス発散した方が良いよ」と。いやいや、自分ではストレスが今どの程度なのかなんてこと、わかるはずがありません!過剰なストレスが原因ではないかと言われても、どうして良いのか、何がストレスなのか当時は全くわからず、ただただ悩みました。

 

今、年齢を重ねて思うことですが、ただ、若いからといって、女性は「無理が出来る身体」ではないということを知って欲しいのです。体力的には、若いうちの方がもちろんあるかと思いますが、新社会人~20代の頃は「手の抜き方」や「自分のペース」はまだ未確定の段階です。その分、ベテラン社員より少ない作業量ではあるものの、慣れないことへのストレスが、十分かかっていることを自覚しなければいけませんね。私はここで無理し過ぎて失敗したたちです。

 

「若い時の苦労は買ってでもしろ!」この言葉も耳にたこが出来るくらい言い聞かせられました。もちろん当時、必死に男性社員にくらいついて働いていた時の経験は、今でもとても良い経験をさせてもらったと感謝しているくらいです。しかし、この言葉をはき違えて、自分をないがしろにして、大切にしないというのは本末転倒なのだということも分かりました。結局、自分を大切に出来ないと、精神的・身体的に何らかの異常が自分自身に跳ね返ってきてしまうものなのです。

 

月経不順や肩こり、むくみ、肌荒れ・乾燥、冷え性といった、よく女性にみられがちな症状ですが、これらの症状がでるということは、実は既に女性ホルモンが乱れているというサインなのです。

現代では、あまりにも多くの女性から聞かれるワードなので、普通のことのように感じてしまいますが、正常の状態であれば、これらの症状は出ません。それだけ、現代の女性はストレス社会に身を置いている方が多いのかもしれませんね。この一見ちょっとした体調不良が重なったせいか、私は結果的に不妊になりました。もちろん、「その当時の働き方のせいだ!」なんて言うつもりはありません。しかし、もう少し自分の身体のSOSの声に早めに耳を傾けておいたら、何かが違っていたのかななんてことは思います。今の不調が将来どのように自分に跳ね返ってくるのかはわかりませんが、いざ体調不良が悪化した時や不妊症になった場合は、回復する時間は今まで体調不良の辛さを我慢してきた時間より長くかかってしまうケースがあるということも知っておく必要があると思います。

 

ホルモン分泌の指令を出す脳がストレスによりダメージを受けることで、卵巣に指令を出せず、女性ホルモンがうまく分泌されないという状態が起こります。

 

不調を放置しがちな現代女性には、月経痛や月経不順、無排卵などの病気が増えています。

 

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今まで多くの第一線で働く素敵な女性達と会ってきましたが、そういう方に限って、とても真面目な方が多いので、自分の身体が体調不良になった時も、「あともう少し。あともう少し。」と頑張ってしまいがちのようです。そして、そんな責任感が強く、真面目で優秀な女性達が体調不良によって、職場を離れる選択をした方を何人・何十人も私は見てきました。私の場合もそれに近いことがあり、体調不良を感じながらも仕事をしていましたが、あるタイミングで「気合いマジック」が解けてしまい、一気に悪化。その後、「不妊」が発覚(?)し、治療と当時の仕事の責任を抱えながら、このまま働くことへの不安をぬぐうことが出来ず、私は退職を決断したのです。

(まあ、その他にも色々と大人の事情はありますが。)

 

退職してフリーランスになった今となってはの話ですが、自分自身が体調不良になった時には、色々と諦めるようにしています。家事もそうだし、仕事もそう。諦めることが出来た時、少し心の中に余裕が出来た気がするんです。「あっ、休んでも大丈夫なんだ」という安心感からでしょうか。そして、この世の中、意外とどうにかなることで溢れているということにも気づきました。それは「フリーランスだからだよ!」と思われる方もいるかもしれませんが、それは違います。組織の中にいるのであれば、より視野を広く持ち周りを見渡すことが出来れば、あなたをフォローしてくれる仲間が必ずいるはずです。その仲間に助けてもらった時は、その感謝の気持ちを忘れずにいつかその相手が困っていた時に助けてあげればいいのです。組織って、そういう補い合うものなのではないかと思います。でなければ、集団で同じ会社・同じ部署・同じプロジェクトチームで働く必要ってあるのでしょうか。もちろん、人様に多大な迷惑をかけるようなことは避けたいところですが、初期段階のSOSを見逃して、ゆくゆく長期で休まなければならないなんてことになった方が、余計に迷惑をかけることになるということも覚えておかなければなりません。

 

身体からのSOSは自分自身でしかわからないのです。男性の経営者や上司が気づいてくれるなんて思ったら大間違い。同性の女性ですら、痛みの共感は出来ても、その時のあなたの体調のことまではわからないのです。

 

「若いから」「あともうちょっとだから」「他人に迷惑をかけるから」など、理由は色々あって頑張り過ぎてしまっている女性達も、大きな病気になる前に、身体がSOSを出した時にはきちんと休息を取ることが必要です。そして、その休息に罪悪感を感じる必要は全くないのです。

 

長い目で見ると、失速を抑えるためには「頑張る時」と「頑張ることを諦めて休む時」を上手に使い分けていくことが、一番賢い方法なのだと私は思います。

 

今の日本が掲げる「女性が輝く社会」とは「管理職の女性が増えること」や「男性社会で女性が生き抜くこと」ではなく、女性自身が自分を大切にしながら働ける社会が本当の「女性が輝く社会」なのではないでしょうか。