KOEHIRO~声を拾う・広める~

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【不妊の原因とは?】原因不明の「不妊」は、なんと48%!!原因不明だからこそ苦しむ現実。

自分自身が「不妊」とわかったことで、

妊娠するということは、本当に奇跡のようなことだなと感じます。

 

妊娠が成立するためには、様々な過程があり、

それぞれがどこもスムーズに進行しなければなりません。

 

しかし、そのどこかの過程に問題がある場合、

その障害をクリアするために、生殖医療(ART)を受けることになります。

 

では、一体「妊娠」に至るまでに、どのようなことが原因で

不妊症」となってしまうのでしょうか。

今回はこちらについて、簡単にまとめてみました!

 

1、良い卵子を作れない

そもそも卵子がないと、その次のステップに進むことが出来ません。

卵子が成熟するためのホルモンが正常に分泌されていないと、

良い卵子が出来ないという場合があるようです。

 

2、排卵しない

成熟した卵子は、卵胞壁の破裂と共に卵巣の外へ飛び出します。

これが排卵です。しかし、何らかの原因で排卵しない

排卵障害というものがあります。

 

3、卵管采から卵管へいかない

排卵された卵子は、卵管の端っこの卵管采と呼ばれるところで

キャッチされ、卵管へと運ばれます。

卵管采が変形していたり、卵管が他の臓器に癒着していると

卵管采が卵子をキャッチしに行けないので、

卵子は卵管に入ることが出来ず、不妊症となります。

 

4、受精しない

自然の状態では、受精は卵管内で起こります。

ただし、免疫的な原因で受精困難な場合や、卵子精子の質に

問題がある場合、受精が成立しないことがあります。

 

5、卵管から子宮へいかない

卵子精子が移動するためには、その移動を助けるための

卵管の動きと、卵子がスムーズに通れるだけの

卵管の広さが必要です。卵管の通過不良の場合には、

妊娠の妨げとなります。

 

6、着床環境

子宮内膜が十分に肥厚していないと、せっかく受精した卵子

着床することが出来ず、素通りしてしまいます。

 

7、妊娠の維持

妊娠を維持するためには、ホルモンも分泌が必要ですが、

免疫系が妊娠に特有の状態になっていて胚を異物として

認識しないことが必要です。流産を繰り返す場合には「不育症」の

可能性を考え、別の治療が必要となります。

 

8、精子の質と数

射精精液中に精子がいなかったり、少なかったり、

動きが悪かったりすると、卵管膨大部で卵子と出会える確率が

少なくなるので不妊症となる可能性があります。

 

9、子宮内膜症 

重度の子宮内膜症では、質の良い卵子が出来にくく、

また排卵障害や卵管の癒着など、排卵から着床までの間に

様々な障害が存在することがあります。

 

10、原因不明 

検査では分からない不妊原因があります。

人工授精を数回行っても妊娠に至らない場合、体外受精の適応となります。

 

 

上記のように、本当に様々な過程が全てクリアになって、

はじめて「妊娠」することが出来るのです!

 

こんなにも複雑且つ、妊娠に至るまで様々な過程があると思うと

子供を授かることは本当に奇跡であり、

この世に生まれてきてくれた子供たちは、

かけがえのない、尊い命だと改めて思いますね。

 

さて、私の不妊の理由はというと・・・

最後にあげた原因不明です。

 

「原因不明」というなんともモヤモヤしてしまう

結果について、ちょっと気になったので

先日、またまた病院の先生に聞いてみることにしました。

 

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<ある日の診察の日のこと>

 

私「先生、私のように原因不明って多いんですか?」

先生「そうですね。全体的にいうと48%と言われていますよ。」

 

(48%!?そんなにいるの!?)

 

私「そんなにいるんですね。」

先生「だから、皆さん苦しまれる方が多いのだと思います。」

私「ちなみに他はどのような原因が多いんですか?」

先生「現在ですと、卵管閉鎖が約18%、男性因子なんかは14%程度と

言われていますね。」 

 

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様々な原因がある中でも、原因として多いのが、

私と同じ「原因不明」だということにはビックリしました!

 

私もこれまでに、様々な検査をしてきましたが、

結果はどれも「これだ!!」という原因を探すことが出来ず、

原因不明のまま、ステップアップすることになりました。

 

何が原因かわかっているなら、それを取り除く努力をすることが

出来ますが、原因不明となってしまうと、生活習慣や食生活を

改善するなど、些細なことを地道にやっていくしかありません。

 

そして、そのやっていることの結果が目に見えるわけでもないので、

「良いのか」「悪いのか」も判断できず苦しむのが、

原因不明で不妊治療に挑んでいる方の想いだと思います。

 

 今後、より医療が進歩したら、「原因不明」についても、

もっと細かく解明される日がくるのかもしれません。

 

しかし、今の医療の現場でわからない以上は、

目の前の治療をしっかりやって、楽しい毎日を過ごしつつ、

自分の無理なくやれることを

やっていくことが必要なのだと思いました。

 

つづく