KOEHIRO~声を拾う・広める~

【KOEHIRO】は、様々な「声を拾う」「声を広める」という意味を込めています。夫婦関係や両親との関係、自分が普段の日常で思うことや仕事に関してなど、幅広く様々なことを書いて行こうと思います。*2020年1月からブログ再開しました☆ここから5年間自分を肯定し続けたら夢は叶うのか?なりたい自分になれるのか?書いてみようと思います!「人生はいつからでも好転出来る」を体現出来たらと思っているので、良かったら応援して頂けたら嬉しいです☆

朝シャン夫は嫁のストレスの源。お風呂入らずベッドインはNG。

皆さんは、朝シャン派(朝お風呂に入る)と、夜シャン派(夜お風呂に入る)どちらだろうか?ちなみに、我が家の旦那は朝シャン派で、私は夜シャン派である。私の育った家庭は、皆夜に必ずお風呂に入る。そのため、飲み会で明け方帰ってこようが、仕事でどんなに疲れていようが、寝る前には必ずお風呂に入る環境だったのだ。しかし、旦那の場合はそうではなかった。多分、優先順位の違いもあるかもしれないが、「お風呂に入る < 寝る」といった具合で、そのまま寝てしまうことが多く、結婚当初は軽くカルチャーショックであったのを今でも鮮明に覚えている。

 

しかし、どうだろうか。この問題は意外に我が家だけではないということに気づくことになる。親しい友人との女子トークでは、旦那or彼氏の話が度々出てくるのだが、「旦那(彼)が夜お風呂に入らないで、ベッドにいこうとするのが本当にイラつくわ」なんて不満を何度聞いたことか。そしてその場合、私も含めて女性達は皆「うんうん!!」と激しく頭を縦に振り同意するのだった。そう、「夜お風呂に入らないという問題は=そのままベッドに入ろうとする問題」であり、時に女性陣にとって非常に強い不快感を与えることになるのだ。

 

ちなみに、人は「1日に1リットルの汗をかく」と一般的にいうが、スポーツをすると汗の量はその3倍の3リットルにもなるという。スポーツをしていなくても、夏場の営業マンはスポーツと匹敵するくらいの汗をかいているのではないだろうか。もちろんパートナーが疲れている場合は、1日頑張ってきてくれた証でもあるので、あまりうるさくは言いたくない。しかし、やはりベッドに入るのであれば、寝る前にきちんとお風呂に入ってもらいたいのだ。

 

ちなみに、なぜ夜お風呂に入らずに朝シャンをすることが良くないと言われているのかというと、以下にまとめて書かれていたので、是非参考にしてもらいたい。

 

【理由1】

朝は時間がないので、しっかりとシャンプーできない
朝は、どうしても時間が無く、
しっかりとシャンプーができないのが常です。あわててゴシゴシと擦ったり、すすぎ残しがあったりと、髪や地肌を傷めることが多いのです。ですから、短時間でバタバタと行う朝シャンは、薄毛の原因になるのです。

【理由2】
紫外線をまもる庇護膜ができるまえに外出してしまう
シャンプー後には、地肌からゆっくりと脂分が分泌され、髪の毛を守る庇護膜をつくります。しかし朝シャンでは、その庇護膜ができるまえに会社に行ったりして、有害な紫外線などをバンバン浴びることになります。それだけ髪は傷んでしまうのです。

【理由3】
髪の毛が育つ夜に、毛穴の皮脂をためたままにする
髪の毛が一番成長するのは、夜。特に22時から2時の間です。副交感神経が最も活発化し、成長ホルモンが大量に分泌されるからです。朝のシャンプーでは、その日にたまった毛穴の皮脂を、次の日の朝までそのままにしておきます。大切な夜の時間に皮脂が毛穴をふさぎ、髪の毛は窒息状態に。育つのに支障がでるわけです。

【理由4】
リラックスできない状態で睡眠する
夜シャンプーをしないと、汚れた頭で、サッパリしないまま眠りにつくことになります。それではぐっすり眠ることは難しいかもしれません。【理由3】の成長ホルモンの充分な分泌のためにも、夜はリラックスすることが重要。それができないと、髪の毛の健康も損なわれがちです。

【理由5】
毛穴を刺激しすぎてしまう
起きたばかりの時は、頭皮の毛穴は開いています。そんな時にシャンプーをすると、えてして毛穴に過度の刺激を与えがち。つまり毛穴をいじめることで、薄毛を促進させてしまうのです。

 引用:朝シャンは、薄毛・抜け毛の元!? (全文) [男のヘアケア] All About

 

いかがだろうか。これらを見る限り夜お風呂に入らないことで起こるリスクは非常に大きいことのように思える。私も今までは旦那がお風呂に入らずソファで寝てしまっても、「疲れているから仕方がないか」と見過ごしていたけれど、将来的に頭皮に与えるダメージを考えると、どうやら厳しい目で指摘する必要がありそうだ。

 

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参考:リクルートライフスタイル調査

 

ちなみに、これは薄毛対策などで「髪の毛にお金を掛けている金額」もしくは「かけても良いと思う金額」を表した表である。男性30代で言うと、かける金額が月額6000円にもなっている。これを1年にすると、7万円を超えてしまうのだ。各家庭によって、それを安いと考えるか、高いと考えるかはそれぞれだと思うが、 ここにお金をかけることを回避出来れば、家計も別の出費に備えることが出来ることには間違いないはずである。そのためには、お金をかけずにすぐにでも出来る夜シャンをパートナーに推奨して、早いうちから取り入れてもらうことが必要である。

 

幼いころから何十年間も続けてきた習慣は、時にとても厄介で、その染みついてしまった行動を変えることは決して容易なことではない。しかし、お互い気持ちよく就寝するためにも、またその後何十年の頭皮のためにも、根気強くパートナーに伝え続けていかなくてはいけない重要な事項なのである。

 

 

引きこもりだった彼が、「掛け算」の本当の意味を知って人生が変わった話。

「私は20代後半まで引きこもりだったんです。」

そうAさんは笑顔で語り始めた。

 

元々、生まれつき体が弱かったっ彼は小学校時代から集団生活があまり得意ではなく、中学になると体調不良も重なり、徐々に学校にも行けなくなった。

 

そしていつしか身体の弱さは、自分自身への自信を奪っていき、その病は心まで蝕んでいったそうだ。

 

次第に、外に出ることが嫌になってきた彼は、とうとうせっかく入った高校を中退。家に引きこもる生活が始まったのだ。
何をするでもなく、何をしたいでもなく、ただただ毎日が過ぎていく。

 

「要するに、あの時は現実から逃げたかっただけなんですよね。」
彼は当時をそう語る。

 

その後、心の病はどんどん悪化していき、ついには自分の生きている意味までを見失い、包丁を自宅のキッチンから持ち出そうとして、家族に泣きながら止められたこともあったそうだ。

 

ちなみに、彼にはその当時の記憶は残っておらず、家族から数年後に実はそんなことがあったと聞いて知ったという。


それから10年近くの間、彼は引きこもり生活を送った。


しかし、人間とは不思議なもので、体が自由に動く限りは、何もしないで過ごすというのに限界があるようだ。

 

彼は、次第に「体を動かしたい」という衝動にかられるようになった。

 

当時、彼は外に出ると言ったら定期的に通院していた病院くらい。
それも月に1度程度だった。ある時、病院に行くと「フットサルメンバー募集」のポスターの文字が彼の目に止まる。きっと、このポスターは以前からずっと貼られていたのだろう。しかし、彼の目に止まったのはこの時が最初だったのだ。

 

そして、今まで何も行動に移さなかった彼は、フットサルに参加することを決めた。

フットサルには、彼よりも心に大きな病を抱えた人が多くいたそう。


「みんな一生懸命社会に出ようと頑張っている。自分もずっとここにいたらダメなんだ。」と彼はそのフットサルに参加して思ったと言う。

 

「人と比較する」という行為は時にマイナスのことのに見られがちだが、彼は自分以外の人と比較することによって、自分の社会における現状を把握することが出来たのだった。

 


◆「孤立」からの脱却。掛け算を学ぶ。

 

それから家族の支えもありながら、彼は徐々に回復していった。
しかし、次なる試練は「孤立」「孤独」を理解することにあったという。10年ほど引きこもり生活を送っていた彼は、既に社会から孤立した存在になっていたのだ。そして、それに気づいた時、彼はどうしようもない「孤独感」に襲われることになる。

 

「外に出るのが怖い」「自分は無能だから」「自分なんて…」
そんな気持ちでいっぱいだったそう。


しかし、以前からそんな彼を知っていた私は自分が主催している交流会にダメ元で誘ってみることにしたのだ。

 

<メール>
私「Aさん、今度私イベントをやることになって、来てみませんか?」

すると、すぐさまこんな返事が返ってきた。

 

Aさん「行きます。」

 

短文だけれど、何か強い決意と不安を抱えながら彼が送ってきてくれたことがヒシヒシと伝わってきた。

 

そして彼は約束通りイベントに足を運んでくれた。

 

私も彼を気にかけながら、イベントの進行をしていたが、彼は昔から人の話しを聴くのが上手なので、私の心配をよそにいろんな人に話かけらて、話を熱心に聞く姿が見えた。

 

その後、イベントを終えた私は、彼と改めて話をしてみた。

 


私「今日のイベントはどうでしたか?」
Aさん「凄く楽しかったです!今まで見たことのない世界を見れた気がします!」
私「そうですか!それは良かったです。」
Aさん「はい、でも自分の話は全然話せませんでした。自分には何もない…自分はゼロだと思いました。」
私「ゼロですか…?」

Aさん「僕自身には今は自信の持てるものも、話せることも何もないから、ゼロだと思ったんです。今回色んな人に出会って、もちろん僕にはプラスになったことが沢山あります。でも、双方の出会いは足し算ではなくて掛け算だと気付いたんです。結局はチャンスがあっても、僕がゼロだったら、結果はゼロ。相手との関係性は何も進まないし、チャンスだって上手く拾うことすら出来ないんだなって。自分自身を成長させる努力を怠ってきた自分が恥ずかしいです。今からでも間に合いますかね?」

 

彼は目をキラキラ輝かせながら私に言った。


彼の話に私は「なるほど」と思った。
結局、どんなチャンスがあったとしても、それに備えていなければチャンス
拾うことはできない。

 

何かを見つけたとしても、自分の魅力がゼロなら「0×△△=0」になってしまうのだ。また、「0」の人間に興味を持ってくれる人はなかなかいないのも事実である。

 

だからこそ、いつ訪れるかわからないチャンスにきちんと備えた人だけが、チャンスを得ることができるのだ。知識や経験のことだけではなく、人間性を磨く努力を怠ってはいけないのだと思う。

 

「出会いは掛け算」「機会に備える」私たちがチャンスを掴むには、結局はそれしかできない。


また、逆に「機会に備えて自分を磨く努力をした者のみにチャンスは訪れる」とも言える。

 

それに気づいた彼は、今ようやく遅咲きの花を満開に咲かせようとしているのだ。

 

そして常に、「やれることは何でも挑戦したい!」そう彼は笑顔で語る。

 

 

 

私の爪は突然死んだ。爪は健康状態を映し出す鏡と知った時のこと。

数年前のこと、私の手の爪は突然死んだ。

 

一体どういうことかというと、私の爪は山の崖くずれかのようにボロボロと先が割れ、剥がれてしまい、ついには伸びなくなってしまったのだ。

 

 

その時、私は思った。

 

 

「あっ!これが噂の水虫というやつか・・・。」

 

 

皆さんは「手水虫」をご存知だろうか?

足の水虫はご存知の方も多いかと思うが、実は手にも水虫は発症するのだ。

 

www.skincare-univ.com

 

こうなったら、恥ずかしいとか言ってはいられない。

とにかく早めに処置をしてもらわなければと、私は病院に行くことにした。

 

自分の順番となり恐る恐る診察室に入る。

そして、先生に水虫ではなかろうかと思われる爪を見せた。

 

すると、先生から意外な一言が返ってきたのだった。

 

先生「ちゃんとご飯食べてる?」

私「え?食べてるつもりなんですけど。最近忙しくてコンビニ食に頼ってしまっているかもしれません。」

先生「あー。それダメね。ちゃんと寝てる?」

私「ちょっと仕事がバタバタしてて、なかなか・・。」

先生「それだわ。疲れやストレス、栄養不足で爪はボロボロになるんだよ。」

 私「えっ!?」

先生「塗り藥だけ出しておくけど、まずはしっかり休むこと!」

 

 

とりあえず、私は手水虫ではなかったことに安堵した。

 

 

それにしても、爪に健康状態が現れるなんて面白いと思わないだろうか。

 

伸びたらうっとうしがられて毎回切られてしまう爪。

ネイルでコーティングされて日の目の見ない爪。

たかが「爪」、されど「爪」である。

 

<爪の状態からわかる健康状態>

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参考URL:https://www.mcci.or.jp/www/apina/tume.htm

 

現在では、爪が以前のようにボロボロになることはないが、若干白っぽい爪である。

表を見るとわかるように、どうやら私は血虚(血の栄養不足)らしい。

 

まあ、納得してしまう要素は多いにある。

 

また、以前も「出産・採卵の時はネイルを禁止される理由を知った時のこと」をこのブログ内で書いているが、爪はどうやら普段から【重要な健康状態を映し出す鏡】であるようだ。 

 

fivehundred.hatenablog.com

 

 

では、一体爪に異常が発見された場合は、何科に行けばいいのだろうか。

 

私は完全に「水虫になった」と勘違いして、迷わず皮膚科に行ったが、どうやらそれで正解だったらしい。

何故かと言うと、実は爪は皮膚の付属器官で、髪の毛や皮膚と同じ「ケラチン」というタンパク質の一種でできているので、髪の毛と爪では全然違うようで同様の性質だからである。皮膚の角質が硬化することで爪になるため、爪の異常は基本的には皮膚科にて受診するのが良いようだ。

 

ちなみに、爪は硬いからといって「骨の仲間」と勘違いしている方も多いそうだが、それは間違いなので、きちんと覚えておいた方がいいだろう。

 

基本的には皮膚科を受診することになるが、爪の変色や変形などは他の病気が潜伏していることもあるようで、爪の色が白濁色になれば肝硬変や肝臓ガン、慢性肝炎などが疑われるため、内科や消化器科にて検査をしたり、ばち指になれば肺がんや肺気腫などが疑われるため、内科や呼吸器科を受診が必要になってくる場合もある。

 

 

とにかく、「爪」は侮れない非常に重要な部分なのである。爪に異常があった場合は、自己判断するよりも病院に行った方がいい。

もう一度言うが、たかが「爪」、されど「爪」である。

 

もちろんネイルも素敵だけれど、重要な体からのサインを見落とさないためにも、たまには自分の自爪の休息を兼ねて、爪の状態をチェックすることが大切であると思う。

 

 爪は意外にも【自分自身の健康状態を映し出す鏡】と言えるのだ。

 

 

妊娠報告をされた時の声のかけ方は、果たして「おめでとう」なのか?

妊娠の報告を受けた時、世間では当たり前のように「おめでとう」と言う。

私も今まではずっとそうだった。

 

しかし、最近疑問に思うことがある。

 

果たして「おめでとう」という言葉が返答に一番ふさわしいのだろうかと。

 

これは、私にまだ子供がいないからひがんでいるわけでも、喜んでいないというわけでもない。

なぜそう思ったかというと、子供がなかなか出来ないという自分自身の状況の中で、「子供を授かり、無事に生まれる」ということがとても奇跡なことであると強く感じているからだ。

 

普通に子供を望んですぐに授かれる人もいれば、望んでいなくても授かる人もいる。

どんな場合も新しい命を授かるということはとても神秘的なことだと思う。

 

 

命は奇跡の連続なのだ。

 

 

 

私が学生時代の頃に遡るが、非常にショッキングな出来事があった。

 

当時、私はアパレル店でアルバイトをしていた。アパレル店に働こうというのは、高校生の時から決めていた。ありきたりの理由だが、あの華やかな世界で働いてみたいと思っていたのだ。

 

しかし、現実は女性の職場ともあり、独特な厳しい面もあったのは確かだ。しかし、その中でも私はやりがいを感じていた。

 

 

とある日の事。

 

本社の※VMD担当の方(Aさん)が店舗に久しぶりに訪れた。

すると、どうだろうか。誰がどう見てもお腹がかなり大きく妊娠していたのがわかる。

 

Aさんは無口であまり愛想のない女性で有名だった。当時、私もなんとなく近寄り難く、怖かったのを覚えている。

 

ただ、Aさんの妊娠している姿を見て「おめでとうございます!」と声をかけたくなった私は、レジ付近にいた店長のもとへ駆け寄り、コソコソ話で確認をした。

 

私「Aさんって妊娠されていますよね。。?」

店長「そうだよ。もうすぐ産休に入るんだって♪」

私「うわー!なんておめでたいんだろう!!ちょっと挨拶行ってきまーす♪」

 

その後、私はすぐにAさんのところに行き「おめでとうございます」と言いに行った。

すると、彼女は満面の笑みで「ありがとう!」と返してくれた。

 

いつも怖そうに思っていたAさんのその笑顔は既にお母さんだった。私は、ただただ嬉しかった。

 

www.numata-vmd.net

 

 

しかし、その2ヶ月後くらいの出来事だった。

 

Aさんは、再び店舗に訪れ、平然と高い脚立に登り、レイアウトをガツガツ変え始めているではないか。その姿に私は正直本当に驚いた。

 

彼女のお腹はペタンコだったのだ。

 

 

あれから2ヶ月という期間の仕事復帰なんてあり得るのだろうか?

いや、まさかそんなはずはない・・・。

 

明らかに違和感を感じた私は何も声をかけることも出来ずにいた。

 

 

すると、バックヤードからヒソヒソ声が聞こえてきた。

 

バイトB「Aさんって、もう出産されたんですか?まさかもう仕事復帰だなんて、凄いですね~」

社員C「違う違う!!流産しちゃったんだって。。」

バイトB「えっ!!そうなんですか。安定期とっくに過ぎてるのにそんなことって。」

社員C「私達もビックリしたし、悲しかった・・・。他の店舗のアルバイトの子で【Aさん、おめでとうごございます~。もう産まれたんですか?男の子と女の子どっちだったんですか?】って聞いた子がいるの。そういうことだから今はそっとしておいてあげて。とにかく彼女が今一番辛いだろうから。」

 

 

彼女は残念ながら無事に出産することが出来なかったのだ。

 

妊娠することも奇跡だが、無事に出産ということもまた奇跡なのだとその時私は知ることになった。

 

 

 

では、実際に年齢別の流産確率と妊娠週数による流産確率を複合グラフで見てみることにしよう。

 

▼年齢別の流産確率と妊娠週数による流産確率

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上記のグラフを見て、驚かれた方もいるのではないだろうか。

このグラフを見ての通り、35歳以上であれば10人に2人以上、40歳以上であれば10人に4人以上の方が流産を経験していることになる。

 

この数字から、私達が気づかないだけで、計り知れない悲しい思いや、苦しい思いをされている方が実は沢山いるのだとわかる。

 

私達は、妊娠したら普通に産まれてくるというのが大多数だと感じてしまい、あたかもそれが当たり前のように錯覚してしまいがちだ。

 

しかし、今の私は全くそうは思わない。

 

私のように望んでもなかなか授かることが出来ない人だって多くいる中で、まずは妊娠するという奇跡。そして無事に産まれてきてくれるという奇跡。その間にもいくつもいくつも奇跡が重なった結果であり、それは実に尊いことだと思うからだ。

 

だから私は妊娠報告を受けた時、非常に嬉しい気持ちでいっぱいになるものの、最近では「おめでとう」という言葉が果たして適切な言葉なのかとためらうことがある。

 

実際に妊娠初期で、周囲に報告して、盛大にお祝いをしてもらった後に、流産を経験した20代女性もいる。流産後もその事実を知らない知人達から「おめでとう」という沢山の言葉が降り注いだのだ。その時には既に「おめでとう」という言葉が、鋭い剣のように彼女の心を苦しめたという。

 

妊娠するということは、まず一つの奇跡が起こったに過ぎず、その奇跡の道のりにはまだまだ続きがあることを、私達はあまり知らない。

 

なんの言葉が適切なのかという答えは未だに出ていないが、私達が妊娠を知ったとき、「無理しないでね」「体調は大丈夫?」と体を労わる言葉をかけてあげると同時に、実際に妊婦さんがしんどい時には、きちんと周りが支えたり、ケアしてあげることが必要なのだと思う。

 

知人や親族の妊娠報告には「おめでとう」という言葉をかけながら、電車で優先席を妊婦さんに譲らずに、寝たふりやスマホをいじっているようでは、本末転倒なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「瘀血(おけつ)」って知ってる?初めて知った自分の生理の異常について。

月に1度やってくる台風のような日。

嵐の前には風が吹き荒れ、前兆を感じながら雨が徐々に降り始める。

そして、台風が上陸した時には、もう何も手出しが出来ないような自然の脅威に身をまかせるしかない。

 

そう・・・それは初経から閉経までの間、女性に月に1度訪れる生理である。

 

生理前には、段々と顎下辺りに吹き出物が出たり、イライラし始めたり、気分が落ち込んだり、PMSの状態に陥る方も多いのではないだろうか。

 

そして腰やお腹が痛くなってきたなと思ったら、突然生理はやってくる。こうなったらもう自分ではどうすることも出来ず、ただただ嵐のような1日目、2日目が過ぎ去るのを待つしかないのだ。

 

 

私は生理痛が非常にしんどい方である。生理の1日目と2日目は何とも言えないほどの腹痛と腰痛に悩まされる。

時に薬が無ければ起き上がれないほどの痛みに襲われたり、会社に行く時には冷や汗をかきながら何とか乗り切るという感じでこの生理とは今まで付き合ってきた。

 

とある日、鍼灸に行った時に先生に聞いてみたのだ。

私「先生・・私生理痛がひどくて。。」

先生「生理痛?生理痛って普通ないからね。」

私「え!そうなんですか?」

先生「そうだよ。今の女性達ってみんな生理痛があるのが当たり前って思っている人が多いけど、逆だよ逆。」

 

その時、高校時代のことをふっと思い出した。

そう言えば、高校時代私に「生理痛」という言葉は存在しなかった。

 

なので、生理痛のため朝から真っ青な顔をしながら辛そうに登校してきている友達や、授業の途中で保健室に行ってしまう友達が不思議でしょうがなかったのだ。

 

でも、今やどうだろうか。社会に出て、仕事につき、家庭を持ち、段々と生理痛が悪化しているのを感じている。

高校の時は「理解出来ない」とすら感じていた生理痛が、もう毎月来て当たり前のことになっているのだ。

 

 それまで自分以外の人の生理事情なんて全く知る余地もなかったが、実は私の生理は他の人とは違うのではないかという疑問に思うようになった。

 

その理由の一つとして、生理痛の他にも「そう言えば!」というちょっとした気になることがあったからだ。

 

それは、生理の時の血について。

私は生理の時には血の塊が出てくることが多かったのだ。

 

あまり生理のことなんて、女性の間でも話す内容ではないので、自分の生理が通常なのか、それとも異常なのかの判断は日常において非常難しいことのように感じる。

 

そこで、とある日の女子会でこんなことを親友達に聞いてみた。

 

私「ねえねえ、生理の時って血の塊って出たりする?」

友達A「血の塊!?出ないよー。」

友達B「出ない出ない。基本的にサラサラしてるかな。」

私「赤い血って感じ?」

友達A「そうだね、比較的そんな感じかな。黒っぽかったりはしないよ。」

 

通常の生理の場合は、どうやら血の塊は出ずに比較的鮮やかな赤いサラサラの血が出るらしい。そんなことを、私はようやく知った。

 

ちなみにその友人達は既に子供がいる。

そんな先輩ママからの情報はとっても勉強になる!

また一つ、既にママとして奮闘中の友人と自分の体の違いを知ることができたのだ。

 

違いがあり、知ることが出来たらということは、それを改善すれば何か変わるかもしれないという希望でもあると私は思う。

 

 

<瘀血の人の状態>

◆月経の状態

  • ・生理痛が強い
  • ・経血に塊が混じる(レバー状や細かいもの)
  • ・経血の色が黒っぽい
  • ・生理直前の基礎体温の低下が緩やかで、出血まで3日以上かかる

◆起こりやすい疾患・症状

 

生理の際に、生理痛がひどかったり、血の塊が出たり、経血が黒っぽい場合は、東洋医学では瘀血(おけつ)と言うらしい。

 

どうやら瘀血は血液循環が悪いために起こるそう。

私がそれを知ったのは、1ヶ月前ほどのことである。もう何年も共にしてきた生理のはずなのに、異常に気づくのにはかなりの時間を要してしまった。

 

<健康な人の体はこんな感じ>

●生理痛 → 基本的にない
東洋医学では、基本的に生理痛は無いのが基本。
下腹部のあたりが重い、だるいという程度はあっても、痛みはない。
●経血の量・色
多い日の昼間 → ロングナプキンで、2時間以上もつ
夜 → 夜用ナプキンで一晩漏れずに眠れる
色 → 鮮やかな赤い色
●生理周期・日数
周期 → 28日
日数 → 5~7日
●体調 → 常に快調!
風邪をひいたり、病気になったりした以外は頭痛や肩こりなどの体調不良はない。「なんとなく体がだるい」などの症状のなく、仕事に対しても意欲的に取り組みことができる。
●顔色 → 透明感のある肌色
基本的に顔のハリや艶がよく、化粧のノリで悩む事がない。

 

 

私が鍼灸や漢方を飲み始めたのも、約2ヶ月前のこと。それでも、少しずつではあるが改善されてきている気がしている。

 

 

妊娠をいくら希望していても、自分の体が赤ちゃんを迎える準備が出来ていないとダメなんだなと改めて思うと同時に、妊娠の第一歩は、今まで頑張ってきた自分自身の体のメンテナンスから始まるのだと思った。

 

自分が日常生活の中で当たり前と思っている、ちょっとした我慢が効くような不調も、実は意外と深刻な自分自身からのSOSなのかもしれない。

 

 自分を労わること。ついおろそかにしてしまいがちだけど、とても大切なことだと思う。

 

 

 

【寄稿】Books&Appsに記事が掲載されました!

ベンチャーで働いている時、「オス化している」と言われるか「女性を売りにしている」と言われるなら、私は即決で「オス化」を選んだと思います。

 

 

しかし、今は男性と女性の違いを実感し、女性は女性として評価されることは良いことだと感じるようになりました。

 

今回は、そんなことを書いた記事になります!

 

blog.tinect.jp

 

これは考え方の違いの問題で、いろんな意見があるかと思いますが・・・

 

同じような経験をして、働きづらさを感じている方へ、あなただけではないと伝えることが出来ればなと思うと同時に、女性の皆さんが女性として評価された時は、是非自信に繋げて欲しいと思います。

 

 

肩書だけの上下関係で結成されたプロジェクトチームは、絶対に上手くいかない。

企業の中では、常に様々なプロジェクトが動いている。

しかし、プロジェクトチームを結成するにあたり、

肩書だけの上下関係をもとにメンバーが決められ、

プロジェクトが進められるということがよく企業でみられる光景だ。

 

しかし、果たしてそれはプロジェクトをより良い方向に進める上で

本当に最善の方法なのだろうか。

 

自分が不完全な人間だと、自覚していない上司が一番厄介

 

そもそもプロジェクトチームを結成する上で、

メンバーを決定するのに、重要なのは既存の上下関係ではないということだ。

この世の中には、肩書だけの役職というものも存在する。

これまでの時代の流れの中には、「終身雇用」「年功序列」という考え方があり、

それにより肩書だけの上下関係が生まれている事実があるのだ。

 

だが、上に立つ人間が全て完璧というわけではなく、

プロジェクト遂行には、そのことを自覚していない上司が一番厄介なのだ。

人間なので、得意なこともあれば、もちろん不得意なことも必ず存在する。

それが上司部下の関係でも同じことで、社歴が長いとか、

若いからとか、男性だからとか、女性だからとかは全く関係ない。

我々は、常に人それぞれの得意分野を互いに認め合い称賛し、

不得意の分野を補い合う関係でなくてはいけないのだ。

 

これらを理解せず、肩書だけの上下関係のみで、人を判断したり、

能力を決めつけることが、どれだけ無意味なことなのかということに

気づくことも、真のリーダーとして重要な役割の一つなのである。

 

プロジェクトチームは、年齢・性別によって物事の捉え方が違う人達の集まりであるという考え方

 

そもそもプロジェクトいうのは、企業をより発展させる等のため、

新しく計画を練り実行まで行ったり、社会に役立つことを創出するために、

その課題解決策を新たに導き出したりするためにある行為である。

そこで、集まるメンバーに関しては、肩書だけの上下関係は本当に無意味であるのだ。

 

例えば、社歴が長かったり、年齢が周囲より高い人間は、「これまでの経験値の中での

工夫」という発想が出来る。

また、逆に若い人においては「奇想天外で規制にとらわれない考え方」が出来るのである。

男女にしても同じことが言える。「男性は勢いがあり、女性にはない大胆な発想ができ、女性には男性にはない、きめ細やかなところまで気づく視点での提案が出来る。」このように、各個人がそれぞれの良いところを最大限発揮出来ることが、一番重要であり、年齢・性別によって、物事の違う人間の集まりなのだというシンプルな考え方で良いのだ。そこに、肩書の上下関係という概念は本当に不必要であり、むしろプロジェクトをより良いものへと導くためには、非常に邪魔な概念であるとも言えるのだ。

 

 

人間が集まれば、自然に役割が出来るのが人間の「本能」であり、それが「真のリーダー」と言える

 

しかし、もちろん人間の本能的な考えでは、どんな場面においても

立ち位置が平等ということになるのはなかなか難しい。

 

もちろん、その場面場面で立ち位置が変わるということは良いことであるが、

いずれにせよ、人間の集団が存在する限り、かならず「リーダー」という存在が出てくる。

また、「リーダーに追従する者」「その人間を擁護する者」

「その組織・リーダーに歯向かう者」が出てくる。

しかし、これは先ほども述べたように人間の本能であり、本能には逆らえないのだ。

 

ただ、私が言いたいのは、ここで現れるリーダーは、

「なるべくしてなったリーダー」であるということ。

初めから決められた肩書だけの上下関係ではなく、

なるべくしてなったリーダーこそが「真のリーダー」であると言えるのだ。

 

より良いプロジェクトを遂行するためには「競う」ことが重要

 

そもそも「競う」という本能がなかったら、我々はどうなっていただろうか。

文明は何も発達せずに、今も原始的な生活をしているかもしれない。

もしくは他の生命が発達して、「人間」である我々は存在しないかもしれない。

人間の本能である「競う」ということは、全く悪ではなく、

むしろ我々は大昔から「競う」ということで文明の発達・進化をしてきた

種族なのである。

 

この事実は否めないものであり、今現在も「競う」という本能は、

様々な場面で行われている。

 

例えば、皆さんの中にもスポーツや、勉強、はたまた恋愛などでも競い合うことで、

モチベーショが上がったり、新しい発想を生み出すことが

出来た経験のある方もいるのではないだろうか。

 

人間にとっては「競う」ということは、今あるところから

さらに一歩進むために、必要不可欠なことなのだ。

 

従って、プロジェクトをはじめる時は、競合他社と「競う」ことはもちろん、

社内で2チーム以上が同時に動くことも非常に有効だと言える。

 

誰もが必ず経験したことがある「競う」という本能を上手く利用することは、

より良い物を創出したり、プロジェクトをより良く遂行する上では、重要なことであり、リーダーであれば頭に入れておくべき一つの手段なのだと思う。